- メンタルの弱さをどうにかしたい
- メンタルの弱さって性格だから変えられないのかと悩んでいる
- できるならメンタルを強くしたい
このような悩みを持った人に向けた内容となっています。
正直、メンタルの弱さを変えるのは簡単ではありません。
しかしメンタルが弱いのは生まれ持った性格ではなく、育ってきた環境による場合がほとんどです。
つまりあなたの思考の癖を変えれば、メンタルの弱さは克服できる可能性があります。
最後までお付き合いいただければ、メンタルの弱さを克服するためのコツが見えてきますよ。
メンタルが弱いのが性格じゃないといえる3つの理由
生まれながらにしてメンタルが弱い人はいません。
もちろん生まれ持った性格で、ストレスをためやすかったり傷つきやすかったりはあります。
- 幼少期のトラウマ
- 否定されてきた
- ストレスを感じやすい
メンタルが弱くなるのは、上記のような人です。
1つ1つ詳しく解説していきますね。
1.幼少期にトラウマがある
メンタルが弱い人の多くが、幼少期にトラウマを抱えています。
トラウマの内容は人によって違います。
大きくはこの3つが挙げられます。
幼少期につらい体験をしている人は、心が繊細になりやすいです。
メンタルが弱くなるのは、トラウマが原因の1つです。
しかしトラウマだけが原因ではありません。
トラウマによって繊細になってしまった心がどんどん傷ついてしまうためです。
幼少期に抱えたトラウマは、大人になってからも大きな影響をもたらします。
その1つがメンタルが弱く行動力が下がってしまうということです。
2.否定されることが多かった
否定されてばかりの人生だった人は、メンタルが弱くなりやすいです。
私たちのメンタルを支えているのは、自己肯定感です。
後ほど詳しく解説しますが、自己肯定感が下がるとあなた自身を認められなくなってしまいます。
褒められて育った人は、小さな成功体験をみとめられます。
しかし褒められてこなかった人は、常に完璧を求めてしまうため、最終ゴール以外は不合格なのです。
そのため、誰かに小さな成功体験を褒められても、あなたの中では納得がいかなくなるのです。
そして「自分はうまくいかない」とネガティブ思考になってしまいます。
3.ストレスを感じやすい
メンタルが弱い人は、総じて繊細でストレスを感じやすいです。
自己肯定感が低く、メンタルが弱い人は「自分軸」を持っていません。
そのため何をするにしても「一般論」や「他人の評価」を気にしてしまいます。
そうすると、あなたが実際にやりたいことを封印する機会が多いため、ストレスが溜まってしまいます。
また、失敗をしたときにも他人のせいにしてしまう傾向が。
自分のせいにできる人は、次の改善点を見つけられます。
しかし他人のせいにしてしまうと、イライラが残りそのイライラを消化できません。
そしてストレス過多になってしまった結果、メンタルが弱くなってしまうというわけです。
メンタルが強い人と弱い人との考え方の違い
メンタルが強い人と弱い人の最大の違いは「自分軸があるかないか」です。
メンタルが強い人は総じて自分軸で生きています。
自分軸で生きていると、自分がどうしたいのかを基準に考えます。
固定観念よりも、自分の気持ちを優先するのでメンタルがつぶれることは少ないです。
一方メンタルが弱い人は、他人軸で生きています。
「一般的には○○だよね」というような固定概念が強く、やりたいことができません。
また周りにどう思われるのか？ を常に気にするので、疲れやすくなってしまいます。
そしてなにかトラブルが起きた時、誰かのせいにしてしまうので、ストレスが常に付きまといます。
メンタルが弱い人と強い人の違いは、ストレスにさらされたときの対処力です。
自分軸で生きている人ほど、うまくストレスを浄化できます。
だからこそ、メンタルが弱らずに生きていけるというわけです。
メンタルトレーニングで変えるべきメンタルが弱い人の4つの考え方
メンタルトレーニングを使えば、考え方を変えられます。
もちろん「今すぐ簡単に」とはいかないですが、メンタルトレーニングを習慣化できれば必ずメンタルは強くなります。
あなたがメンタルトレーニングを行おうと思っているなら、ぜひ習慣にしてください。
- 他人と比べる
- 弱音を吐けない
- 小さな成功体験を認められない
- 楽観的になれない
変えるべき思考は上記の4つです。
考え方を変えれば、見えている世界が変わります。
つまりあなたの人生を変えたいと思っているなら、ぜひ紹介する4つのポイントをチェックしてください。
1.他人と比べる
メンタルが弱い人は他人と比較してしまう癖があります。
内容はなんでもいいのですが、他人と比較するメリットは何もありません
あなたよりも優れている人と比べてしまうと、あなたの嫉妬心に火をつけてしまいますよね
反対にあなたよりも劣っている人と比べると、マウントを取りに行ってしまう可能性があります。
どちらにしてもあなたの人間性を下げてしまうだけです。
そして自己嫌悪や嫉妬などから、メンタルにダメージを与えてしまいます。
メンタルが強い人は、過去の自分としか比較しません。
比べても意味のない他人との比較は、メンタルを弱らせる原因ですよ。
2.弱音を吐けない
メンタルが弱い人は弱音が吐けずに潰れてしまう可能性があります。
弱音を吐くためには「弱い自分」を受け入れなければなりません。
弱い自分を受け入れるのは、言葉でいうほど簡単なものではないです。
メンタルが弱い人にとって、弱い自分を認めるのは「負け」を認めるようなもの。
疲れた時には疲れたって言っていいんです。
むしろ疲れた時には疲れたと言わないといけない。
張り詰めた心が折れると「大変」では済まなくなるからです
- 鬱になる
- 仕事を突発的にやめてしまう
- 過労で倒れる
上記のような症状が出てからでは、回復までにかなりの時間がかかります。
メンタルが弱い人が潰れてしまうのは、限界ラインを見失って頑張りすぎるからです。
適度に弱音を吐けるようになると、信じられないくらい心が楽になりますよ。
3.小さな成功体験を認められない
メンタルが弱い人は、小さな成功体験を認められない傾向があります。
小さな成功体験を認められないと、遠いゴールにたどり着くまでに息切れしてしまいます。
ゴールを目指すこと自体は変わりません。
しかし、小さな成功体験を認めていないと、今自分がちゃんとゴールに向かっているかが見えませんよね。
小さな成功体験を認めるというのは、階段を1歩1歩上がっているイメージです。
一方小さな成功体験なしの状態は、棒高跳びを成功させるイメージ。
どちらが難しいかは一目瞭然ですよね。
メンタルが弱い人は大きなゴールのみを目指すので、挫折しやすくなります。
メンタルを強くしたいのであれば、ぜひ小さな成功体験を認めましょう。
階段を1歩1歩登る方が圧倒的に簡単ですよ。
4.楽観的に考えられない
メンタルが弱い人は「まぁいいか」ができません。
物事を楽観的にとらえるのは「適当に生きる」のとはまた別です。
ある程度楽観的に生きないと、「逃げ場」がなくなりますよね。
張り詰めた糸が切れると、新しい糸を交換できるまで時間がかかります。
ですが、「まぁいいか」と余裕を持たせられると、心に遊びができます。
その結果心が折れる可能性はグッと低くなるのです。
心を強くするためには、心にゆとりを持たせて楽観的に考えられる余裕が大切ですよ。
メンタルを強くするのに大切なのが自己肯定感
メンタルを強くしたいのであれば、自己肯定感を高めましょう。
自己肯定感とは、自分を認めてあげる力のことです。
自分をしっかりと認めてあげられる人は、自分と向き合えます。
そして、自分軸で生きられるのでメンタルが強くなるというサイクルです。
自己肯定感を高めたい時にも、メンタルトレーニングがおすすめです。
メンタルトレーニングと自己肯定感の関係についてはこちらの記事をご覧ください。
メンタルを強くしたいなら、自己肯定感を高めましょう。
そうすれば、あなたのメンタルに関する悩みが解消される可能性が高まりますよ。
【まとめ】メンタルトレーニングをすればメンタルを強くできる
メンタルトレーニングは、メンタルの弱さをカバーする技術です。
メンタルが弱いのを何とかしたいと思っているのであれば、変えるべきポイントを理解しましょう。
いきなりすべてをやる必要はないので、できることから始めてください。
小さな成功体験を重ねていけば、メンタルの弱さをカバーしやすくなります。
だからこそ、小さな成功体験をまずは認められるように行動を重ねましょう。
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